〜あこがれの結婚生活〜
結婚し、子供も授かり
憧れていた夢は全て叶った
はずだったのに。。。
毎日がどうしてこんなに苦しいの?

〜成功までのストーリー 結婚編〜
vol1
彼と出会った後は、現実が加速化し、
あっという間に結婚しました。
そして、1年後に子供を授かりました。
嬉しくて嬉しくて、
「もう私が欲しいの望んだものは全て手にした!」
そう思いました。
しかし、子育ては簡単には行きませんでした。
生後すぐから湿疹が出て、それがそのまま
重度のアトピー性皮膚炎になりました。
薬を飲ませるわけには行かないので、
塗り薬を頻繁に付けるけれども、痒さで塗ったそばからぬぐってしまう。。。
赤ちゃんの薄い皮膚はすぐに剥けて、顔も身体も
火傷の後のようになっていました。
塗り薬を拭ってしまっては効かないので、
子供を抱き、掻かないように両手を持って、
眠れない日が何日も続きました。
「こんな辛い身体に産んでごめんね。。。」
「私がアレルギー体質だから。。。」
泣きながら自分を責めました。
病院通いを続け、子供が2才くらいになると、
アトピーは落ち着いて来ました。
ホッするもつかの間でした。
下の子の出産と同時に、
上の子が今度は喘息の発作を起こして
入院したのです。
私の出産と喘息の入院、ほぼ同時でしたが、
病院が違うため、息子の入院中に
私は会いに行くことが出来ませんでした。
私自身、産後の肥立ちが悪く、すぐに退院出来なかった
のです。
待ちわびた退院。
そして、赤ちゃんと共に
「これで家族全員に会える!」
そう思って家に帰りました。
続く
赤ちゃんのいる家に、おばあちゃんと帰って来た
2才の息子は、家の玄関で私に
「ぼく、おばあちゃんの家に帰るね。」
そう言いました。
止めどなく涙が溢れ、
すぐに息子を抱きしめに行きましたが、
息子は頑なでした。
母親なのに、、、
子供が苦しい時、悲しい時、寂しい時
何一つ出来なかった。。。
そんな思いが自分を責めました。
同時に、息子の凍りついたような心を感じ、
悲しくもありました。
そこから、喘息の息子と、次男の子育てに
奮闘しましたが、息子はとても可愛いと思うのに、
なぜか子育てが楽しいとは思えませんでした。
区の方からは、
「助産師さんに育児相談に来て下さい。」
とか、「訪問もあります。」